ヨーロッパを代表するドイツの最高級陶磁器窯、マイセンによる作品。その創業は今から300年以上も前の1710年にさかのぼり、当時製造方法の解明されていなかった白色磁器の生産に成功したドイツ・ザクセン公国の選帝侯アウグスト強健王により事業が開始されました。その後、原料の生産地や調合法は限られた職人たちだけに受け継がれ、徹底した秘密厳守に基づく品質管理を心がけたことや、宮廷などに仕えた最高級の彫刻家らにデザインを一任させたことなどが功を奏し、次第にヨーロッパ随一の陶磁器窯へと成長していきました。繊細な小花の花弁や葉が立体的に配されたアップリケカップ＆ソーサーは、他の追随を許さない王者マイセン窯を象徴するシリーズです。また、今回の作品は、ボタン剣期のスクラッチなしの1級品のマイセンアップリケ昆虫と花のシュガーポットで全面に貼りつけられた花とと繊細に描かれた昆虫の作品は希少です。アップリケのC＆Sは、良く見かけますが、C&Sの作品以外は、中々、お目にかかれません。この機会に是非、コレクションに加えて下さいませ。作品サイズは以下の通りです。高さ：約6.5㎝口径：約8.2㎝